2011/03/17

日本からのお客さま(1)

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地震と原発に揺れる日本から、友人がシンガポールへ来ました
国外避難ではなく、もともと予定していたら地震が来たとの事

「会社が操業停止状態だから、ちょうど良かった」と、超ポジティブ


折角なので不謹慎かなと思いつつも、シンガポールをご案内した


こちらはマーライオン

あれ??!!!
奴はどこに…

なにやら行列ができている

建物の骨組みから、
マーライオンの足元だけ見えています

ガオォ~ッと
水が吹き出るお顔は
どうやらピンク色の箱の中のようです

マーライオンを一目見たいと
行列に並んでみる

整理券を渡され
「時間になったらご案内します」的なことを言われる

平日の昼間なのに、15分程度待つらしい
週末はもう少し待つかも

で、ようやく順番が来たので
係員の案内で中へと進む

灼熱の日光に照らされて
火傷覚悟な温度に熱せられた
鉄製の階段を登る


すると、ロビーがあり
ゲストは来場の記帳をする

ペンには何とかホテルと書いてある


で、入室するとマーライオン出現!!!!!


こちらはシンガポールビエンナーレと言う
国を挙げての芸術祭に出展されたアートで
日本人アーティスト西野達氏による
「マーライオンホテル」という作品


Singapore Biennale 2011
3.13(sun)-5.18(wed)
Web http://www.singaporebiennale.org/

日中は無料で見学が出来て
夜になると1日1組の宿泊客が
マーライオンとの一夜を過ごしに
泊まりに来るのだそう
※宿泊予約はすでに満室らしい

像の前にはキングサイズのベッドが…

壁面のクロスにはマーライオンをはじめとして、
ラッフルズ卿やマリーナベイサンズ、中華街のお寺など、
シンガポール名物がキッチュなイラストで描かれている

一応、ちゃんとしたホテルなので
バスタブもトイレもある

海に面した窓からは行き交う船が間近に見える


新築(?!)なだけに、ホテルの設備はどれも綺麗

マーライオンの後姿…


なかなかざっくりとした造りで
この辺に同じアジアの人でも
日本の意識とは違うんだな、と感じる

期間限定の珍しいマーライオンを
拝見できてヨカッタ


マーライオンを堪能した後は
Singapore Flyerという大観覧車の下にある
最近できたばかりのフードコートでランチ

Singapore Food Trail
30 Raffles Ave, Singapore 039803
Tel 6333 3311
Open 10:30-22:30
Web http://www.singaporeflyer.com/

1960年代の古きよきシンガポールをイメージした店内で、ヨントンフーと呼ばれるかまぼこ団子が入った緬をずるずると頂く

12時ちょうど位に到着したので席も空いていたけれど、30分もすると満席状態

みんな、ニュースポットでお食事したいらしい

ランチでお腹がふくれたところで
対岸に見えているマリーナベイサンズの

『上に乗っかっている船』

で、シンガポールを眺めてみることにした

展望台へのエレベーターは上の写真で言う、
一番左のビルの地下から乗れる


館内には全く案内が出ていないので、
迷ったらすぐにスタッフに聞いた方がいい

当の本人もウェブサイトに
「スカイパークへの行き方はスタッフに聞いてください」
と書いちゃっている

諦める前に、案内サインでどうにかしようよ…

そして、チケット売り場で20SDを支払うと
バーコード付きのチケットを渡される

以前、シンガポール国立美術館に行った時も、無人のゲートでバーコードをかざして入館したなぁ…

シンガポールはどこもハイテクだ!!


で、37階に到着すると、ロゴがお出迎え

SKY PARK AT MARINA BAY SANDS
10 Bayfront Ave, Singapore 018956
Tel 6688 8868
Open 6:00-22:00
Web www.marinabaysands.com

あの船の上からは
シンガポールが360度見渡す事ができる

東京・丸の内的なシンガの金融街には
高層ビルがにょきにょきと乱立


インドネシア側の海には
世界中から集まってきたタンカーや大型船が、港に入るために海上で待機中

昔からアジアの海路における物流拠点だったシンガポールは
今では空路においてもビジネスにおいても、一大拠点となりつつある

空港の方を臨む

西部はHDBやコンドミニアムなどが立ち並ぶ住宅地が続いている

空を覆う分厚いグレイな雲は
30分以内にスコールを降らせるに違いない…


先ほどランチをしたSingapore Flyerの観覧車部分

数年前にお亡くなりになられた黒川紀章氏の設計事務所がデザインしているらしい

そういえばマレーシアの国際空港も黒川氏の設計だったような…

ビックリ建築
『海の上にサッカー場』

友人「あれ?観客は??」
私「後ろのカラフルなのが客席でしょ」
友人「海にボール落ちたらどうするの??」
私「………。」

同じフロアには
階下にあるホテルの宿泊客しか
使えない展望プールがあり
泳ぎながら、絶景が楽しめる


ゆったりと入水しているのは
ラグジュアリーな方々ばかり

そして、同じ敷地内にあるショッピングモールへ

SHOPPES
10 Bayfront Avenue, Singapore 018956
Tel 6688 6888
Open 10:00-23:00
Web www.marinabaysands.com

館内サインでしきりに「SHOPPES」と書いてあったので、
「ぷぷっ、スペル間違ってる…」と思っていたら
SHOPPESという名前の商業施設だった(汗)

館内にはグローバルハイブランドのブティックが立ち並ぶ

差し詰めシンガのミッドタウンと言ったところだろうか

…まだ、ブランドものに価値が見出せないので、
全体感を撮影して、もう満足

少し歩くと「カジノ」の文字が…

こちらは外国人はフリーで入場できて
シンガポーリアンと永住権取得者は入場料が必要なんですって

理由は「シンガポーリアンはギャンブル中毒になりやすいので、利用者を減らしたいから」だそう

意味わからん…



そんなこんなでベイフロントエリアの最新スポットを満喫した私たち
後半は「日本からのお客様(2)」ラッフルズホテルに行くの巻です


今週は日本国内の色々な会社で出勤停止措置を取っていると聞きました
もし、3~4日あるようなら、ぶらりシンガポール避難ツアーしてみては??
ワタクシが責任持って、ご案内しますよ♪♪


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