2011/08/30

KTM鉄道寝台列車に乗ってみた

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突然、大統領選挙の代休と断食明けのお祭りで
4連休ができてしまった …ので、旅行に行かねば!!


ということで、また来たWoodlands Train Check Point
※乗り方はコチラの記事を参照

我々は13:45発のKL行きに乗車しようと思ったが、エンジン故障で1時間遅延
駅員の説明は「新しいエンジンを設置しているので、少し待て」とのこと
そんな状態で500km走れるのか??!

ちなみに、今回は寝台列車ということで、事前にKTMのWebで座席を予約して行った
※New Userの登録をしてからでないと購入画面に進めないので要注意

ダブルブッキングとか嫌なので、きちんと事前に予約票をプリントアウトして行ったところ、「これがチケットになるから、大事に持っておけ」的なことを言われて、逆に不安になる


で、車内で指定された座席に座っていると車掌がまわってきて、このプリントアウト用紙に穴を開けていった

ええっ??!
ここに??!

今回は2等席の上下で予約をしたのだが、このつくりであれば下段の左右で席を押さえた方が話もしやすくてベター
上段は40SD、下段は46SDなので、6SDくらいだったら出した方が良い



更に上段の席は車体にあわせてカーブしており、また、窓もとっても小さいので男性にはかなり厳しいと思われる

どうしても電車が好きな女性とかであれば、まぁ、我慢できるかな、と


ちなみに、全ての座席がカーテンだけで仕切られているので、色々な雑音もスルー
神経質な人には向かないつくり


車内探検をしたところ、1等車は全席個室になっており、プライベートな空間になっている

ちらっと見たところ、そんなにベッドの大きさは広くないようなので、「個室感」を求める人や、神経質な人はこちらの方がベター

が、一人100SD程度するので、予算に余裕がある場合はどうぞ


その車内探検の途中に隣の車両に移ろうとしたら、結構なオープンエアー具合の連結部分になっており、若干、身の危険を感じた

あまり用が無ければ渡らない方が良い

で、一通り色々と見てまわって席に着くと、小さな駅が見えてきた

日本の無人駅のような小ぢんまりとした駅
でも、この寝台列車は律儀に停車してゆく



で、停車したと思ったらシンガポール行きの列車の通過待ち

単線はこういう待ち合わせがマスト!!




ゆっくりゆっくりと進んで行くと、どんどんジャングルのようになってくる

森の中の駅




ちなみに、車内販売は無いので、おやつに持ってきたスナックで小腹を満たしながら、ひたすらジャングルを眺める

この電車に乗る際は半日分の飲物と食べ物を持ち込んで乗車しよう!!
出入国審査で没収されることは無いので、安心して
 
 



ちょっとした駅にコンテナがっ!!!

KTM物流という会社があるらしい
JR貨物みたいっ!!!!




これが貨物専用車ねっ!!

日本では有り得ない渋~いカラーリング






そうこうしているうちに夜もどっぷりと更けてきた

 車内の明かりは廊下の煌々とした照明か、個室の薄暗いランプしか無い

景色も全く見えないので、飽きが限界に近づく



ねっ、何にも見えないでしょう?



で、飽きの限界寸前にKL Central Stationに到着

この駅は老朽化したクアラルンプール駅の代わりに作られた、新たなターミナル駅
なので、街の中心地からは若干離れたエリアにある



そして、電車を降りて駅舎をうろうろすると、とても近代的な馬鹿でかい空港のような空間がど~んっ!!!

クアラルンプール国際空港への直行特急列車や市内へアクセスできる地下鉄などが乗り入れている巨大ターミナル駅
23時だと言うのに多くの人で賑わっていた











初めての寝台列車、そしてマレー鉄道7時間の旅は思ったよりもよかった
寝転がれるので飛行機よりは全然楽だし、拘束されている感じが無い
景色が殆ど同じなので飽きてしまうので、本や音楽などの娯楽は必須
そして、途中で飲食できる機会は無いので、事前に用意していくこと

などなど、ちゃんと準備をしていけば、鉄道好きなら楽しめるのではないかと


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1 件のコメント:

  1. nkt400114/2/14

     woodlandsから乗車せずに、先に170番バスでJBまで行って、
    JBセントラルから乗車すると運賃は激安になります。
     KTMのオンラインで予約しなくてもいいので
    一度試してみるとその値段の違いがよくわかります。

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