初めてのドリアン

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今日から一週間、旦那様は出張で居ないので、隣のおばちゃんが夕食に招待してくれた

で、彼女の娘夫婦 (40代) と共にインドネシア風味の中華料理を食べ終えて、フルーツでも食べながら中国語の番組を見ていたら…

突然、お父さんがドリアンを買ってきた
しかも、4玉くらい大量に…

「え、え、え、何?? それ何??」と聞くと、にたぁ～っと嬉しそうに
「ドゥ～リア～ン!!!」ですって

え～、マジ～??!!
と、少し引き気味になりながらもお父さんはどんどん素手でドリアンを剥いていく
超～硬くて棘々しているのに、素手って…

で、「ホラ、食べて」と差し出された


むぅ…、この時点で臭いは思ったよりもしないので、イケるかな??と思い食べてみた

あ、思った以上に美味しい♪

少しビターで濃厚で、でも香りは甘くて、六本木とかの高級パティスリーのカスタードクリームみたいな味で、食感は完全にクリーム

あの強烈な臭いは…、3～4塊食べた中の1つはキツかったけれど、他のはそこまで臭くない
食べた後の口の中にドリアンの香りが残るものの、もう半年の滞在で慣れきった鼻には何てことは無い

で、中に大きな種があるので、それは取り除く





食後にお父さんは姿を消して、どこに行ったのかな～??と思っていたら
近くのマーケットで私のためにドリアンを買ってきてくれたらしい

うううう…、先週の誕生祝賀会といい、この家族は何て優しいんだ


しかし、ドリアンを持ったお父さんが現れた瞬間、おばちゃんは走り出した
「ドリアンだ～!!!わぁ～いっ!!!!!!」というような、子どものような形相で…

話に聞くと殆どのシンガポーリアンはドリアンが大好きだと言う
そして、タイ産よりもマレーシア産の方が小ぶりだが味が良いと言う

ちなみに、このお父さんはマレーシアから移住したシンガポーリアンなので
ドリアンの見分け方が解るらしい　…よって、今回頂いたドリアンはどれも当たり

「どうやって見分けるの?」と聞いたら、「臭いと、ヘタのフレッシュさ」と言っていた
私には到底その技術を見につけることは無理だと思った、まず、臭いが無理

「次はキミのハズバンドにもご馳走するよ!」と言ってくれたので
次回は旦那様といただくことになりそうです


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