2014/08/03

日本野菜に似てる中国野菜

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ローカル野菜は何が何だか解らないから使えない…と思っている人は多いのではないだろうか

親戚が農家なので、小さい時から周囲は野菜だらけで経験値は高い

それにHDB時代は余裕が無いから、Fair Priceで適当に当たりをつけて野菜を使ってきた

で、色々と使えそうな野菜が分かったので、折角なのでそれらのローカル野菜知識をここで披露しようかな、と


「菜心花」

これは小松菜に似ていて、お揚げと煮浸しにすると美味しい

ちょっとエグ味が強いのと、火を通した時に色が悪くなりやすいけれど、味はほぼ小松菜で使える野菜


「菠草」

これはほぼほぼ、ほうれん草

日本のほうれん草と違って根元の部分まで緑色なのと、茎の部分が筋張っているので少し歯につく感じ

日本と同じく根本に土が多いので、根本を中心に流水でしっかり洗うと良い

お浸しや胡麻和えにしたり、刻んでほうれん草のカレーにしたりとよく使う


「上海青」

これは日本で言うチンゲン菜だと思う

見た目と違って火の通りが早いので、簡単な味付けでサッと火を通すだけでジューシーに仕上がる

これも根元部分に土が残っているので、一枚一枚はがしながら根本を流水でなで洗うと良いよ


「Wongbok(小白菜)」

字のまんまで小さな白菜

茎部分は日本の白菜とほぼ同じだけれど、葉の部分が少し硬いので、鍋に入れてもドゥルンッと溶ける感じにはならない

炒めものの方が向いてるかな…

白菜漬けとか、キムチ鍋などの味が強い鍋の時はローカル白菜を使っている


「Butterhead」

多分、サラダ菜に近い品種だと思う…葉っぱがシュワシュワしてるので

ピーマンの肉詰めとか豆腐バーグとか作った時に下に敷いている

だいたい近くにロメインレタスとサニーレタスも置いてある

ロメインレタスはちょっと茎が硬いけどほぼ同じ味で、サニーレタスは葉が硬い上にビラビラした感じが強い


「Spring Onion(青葱)」

これは日本のわけぎに近い

わけぎとしては全然使わないけれど、これで韓国風ねぎ焼きを作ってる

凄い簡単なのに超~美味しい

1. 10cm位の長さに切る
2. 葱と桜えび少々をタッパに入れる
2. 大さじ2杯分の小麦粉をまぶす
3. 卵2個をといてタッパに流す
4. 卵液を軽くまぶす
5. フライパンにごま油を熱して葱だけ焼く
6. 3分したら卵液を上からかける
7. 軽く焼き目がついたら裏面を焼く
8. 出来上がり、酢醤油でどうぞ


右「Sweet Bean(甜豆)」

多分、スナップえんどうだと思う、あんまり使わない

左「Holland Bean(荷蘭豆)」

多分、さやえんどうだと思う

基本的に煮物の飾りとかで使う程度で、あんまり使わない

どちらもヘタとスジが硬いので、ちゃんと取り除いてね


「French Bean」

さやえんどうだけどかなり皮が厚くて硬いので、しっかりヘタとスジを取って、きっちり目に火を通す

胡麻和えにしたり、タブレに入れたり、ステーキの添えものとか、シチューの具などにしてる

時々、「Fine French Bean」と書かれた凄く細いさやえんどうが売っていることもあるので、サラダにする時はそちらを使ったりもする


「Baby Bitter Gourd(苦瓜子)」

普通のBitter Gourdだとインドネシア料理屋とかにある、ぶつぶつの間隔が広い大きいニガウリになっちゃう

ので、ゴーヤチャンプルーとか、ゴーヤのお浸しなどの沖縄料理を作る時は、この"Baby"な方を使っている

スパムは缶詰コーナーにあるので、Tulip社の減塩ランチョンミートを使ってる


「Aust Egg Plant」

茄子も色々とあるけれども、米茄子に似て食べやすいのがこのタイプ

めちゃ長い茄子だと皮がぶ厚い上に種が大きくて歯ざわりが悪い

ので、まだ許せるのがこのオーストラリアの茄子

これも皮が厚くて歯に引っかかるので、だいたい半分位は皮を剝いてから使っている

フライパンを熱する前に油の上に並べて、じっくりと火を通すといい感じの焼き茄子ができる


「Winter Melon」

これは冬瓜にかなり近いと思う

皮と種を除いて、手羽先とかと煮込むと美味しい

冬瓜は足が早くて、すぐに黄ばんでカビが生えてきてしまうので、なるべく使う直前に買った方がベター


「Burdock」

すでにカットされてパック詰めになっているゴボウ

日本のゴボウは一本丸々で売っているので、こう小さくなってると解らないよね

食感としてはスッカスカな上に日本のゴボウの根に近い硬い部分に似ているので、ゴボウそのままよりも濃い味付けで食べるのが向いている

牛しぐれ煮とかね…

金平とか豚汁なんかは日本のゴボウを買っている


「Black Fungus(黒木耳)」

キノココーナーに置いてある、きくらげ

酸辣湯に入れたり、トマトと卵を加えてオイスターソースで炒めたりしている

ちょっとぬるぬるして扱い難いけれど、食べるとほぼ同じ味と食感


と、あっ、それってそうなの??と思ってもらえそうな野菜をピックアップして紹介してみた

日本野菜コーナーの半額以下なので、下ごしらえに少し気を遣うだけで経済的に料理ができる

もちろん、ここに載せてない野菜で、日本人の舌には合わないものもあったので、全部を試してみて♪とは言わないけれど…

まぁ、こうゆうローカルに挑戦するのも一興ですよ、と

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