2012/01/02

アンコールワットに行ってみた

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J●B主催のツアーにはアンコールワットの朝日観賞プランが入っていたので、頑張って行ってみた

朝5時に出発し、Angkor Wat Rd.にあるチェックポイントで入場券を制作
入場券はここでしか購入できないので、旅行者は必ずここへ来る

6時前に到着すると、うっすらとアンコールワットの後ろに朝焼けが

おおぉおぉ~!!!

この風景、写真で見たことあるーっ☆



こんなに朝早いというのに、相当な数の観光客で現場はごった返していた

写真を撮影しようと思っても、良いポイントは押しの強い中●人と韓○人に取られているので、結構大変


最近は大気汚染で雲のない朝焼けを見ることは難しいらしい

それでも、朝焼けが見れたのでラッキー

城壁の外から見ると、良い具合に雲が断ち切れて美しい空が広がっていた


で、昼間に見るとこんな感じ

これぞ『アンコールワット』という絵がバッチリ撮影できた

現在は修復作業中で、残念ながら正面から取ると緑のネットががっつり入ってしまう
工事の終了時期は未定だそう
…だよね


そして、遺跡の中に入っていくと銃弾跡がたくさん

不遇の歴史を持つカンボジアらしく、内戦時に自国の兵士によって撃ち込まれたらしい

なんで自分のところの宝物に弾を撃てるのかしら??!
その気持ちは全く理解できなかった


どの壁や柱にも細かい彫刻が施してある

この柄なんか、今度何かのデザインに使えそう~♪


こちらはお気に入りの「歯が見えちゃってる天女さま」

ちょっと下世話な笑い声が聞こえてきそうな、俗っぽい感じがイイね!


途中で制作放棄された彫刻

これをちゃんと掘り進めると、上の写真のような立体的で芸術的な彫刻になるらしい

アンコール王朝は色々と攻め入られたり、親族間の権力争いなど、色々と苦難が多かったので、諸事情で最後の装飾部分がストップしたとのこと


こちらは回廊の彫刻郡

ところどころに赤や金色が残っているのだが、この建物が出来た当初は赤と金のギンギラギンの寺院だったそう

う~ん、日光東照宮みたいだったのか…



こちらは有名な日本人の落書き

徳川家光の時代のお坊さんが、祇園精舎と間違えて4体の仏像を奉納してしまったらしい

へぇ~っ!!!

そして、上のぐじゃぐじゃの墨はアジア侵攻中の日本軍が「落書きなんて日本の恥だっ!!!」と、上から塗りつぶしたそうな

へぇ~~~っ!!!!

白と黒の天女さま

この黒い方の天女さまも歯が出ていらっしゃる

イヒヒ…


アンコールワット内の像の殆どは首から上や顔が無い

その半分は盗まれて、あとの半分は博物館や美術館に保存されているらしい

「援助」の顔をして、きっちりと宝物を借り受けるフランスのずるさを痛感する
朝鮮王室義軌の返却の際もしてやられたように、彼らは一枚も二枚も上手

この絵のエピソードはメチャクチャ

「不老不死の薬を作るために海に亀と山を入れ、神様と鬼で協力して蛇を使って海を掻き混ぜた」んだそうな

その発想、クリエイティブすぎる



なので、遺跡内には蛇のモチーフが結構出てくる

こちらはコブラらしい


お堀にそびえる城壁からアンコールワット方面を眺める


いやぁ~、世界って広い








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