2011/02/01

団地のお隣さん

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折に触れてお伝えしている通り、我が家は『公営団地』です
『公営』なので物件に住むのは基本的にはシンガポーリアン

で、うちのお隣さんはインドネシア出身の中国系シンガポーリアン

旦那様が長期出張から帰ると「あんた、最近いなかったわね」と言ったり
私が買い物に行こうとすると「あんた、何人??」と聞いてきたり
何故か積極的にからんでこようとする、40代のおばちゃん


但し、彼女はこう言う
「私、マンダリン(北京語)しかできないの、英語も日本語もわかんない」

そして、私もこう言う
…「いや、私も日本語しかできない、英語も中国語もわからないよ」


故に、今まできちんと意思疎通できたことは、まだ無い



そんな中、出かけようと玄関を出ると、隣の部屋から「ミセース!!ミセーース!!!」と、
おばちゃんに呼び止められる


私「What?」
おばちゃん「Chinese New Year!!」

おばちゃんからお菓子を手渡される
手振りで『私に?』と聞くと、おばちゃんはニカニカとうなずく

一度もちゃんと話せたこと無いのに… お菓子をもらってしまった


で、こちらがそのお菓子

手前はアーモンドクッキーで、後ろは餡入りパイ…らしい事を言っていた

中国系の家では、旧正月の来客に出す定番のお菓子らしい






で、おばちゃんに「一つ食べろ」と言われて食べてみる…



……ごふっ!!!


これ…クッキーて言うか…粉っぽいを通りこして、粉だ…


口中の水分を全部持ってかれて死にそうになる
おばちゃんが「Water 吗?」とケタケタ笑っている…
再度、お礼を言って失礼してきたけれど、本当に辛かった
※ちゃんと、お茶と一緒に食べれば、素朴な味の美味しいお菓子だと思う


で、旦那様に報告したところ、爆笑されつつ「お礼をしなければ…」という話に


ちょうど、旦那様の会社の製品がサンプルで家にあったので、これを差し出すことに
















あとはおばちゃんとの間に共通言語が無いので、excite翻訳を頼りに中国語説明書を作成
















これを持って、翌日おばちゃんのもとへ

紙を見せながら化粧品を渡すと、とても喜んでくれて、家の中にあがれと言われる
(帰れなかったらどうしよう…)とドキドキしながら、シンガポーリアン宅へ入室

すると、大晦日に食べるお手製の惣菜やお菓子をたくさん見せてくれて
「あんたも食べる?? 明日、持って行くよ」と言われる

「No!No!No!」と断固拒否すると、おばちゃんは怪訝な顔をして残念そう

ごめん、おばちゃん…これ以上のスキンシップはちょっと待って欲しい



入居1ヶ月ですでにかなりローカルな体験が多いなぁ…


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