2011/02/18

鉄子の部屋(1)

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ワタクシは鉄道が大好き… 特に「路線図」と「レアな駅と線路」が…

鉄ヲタには「乗り」「撮り」「模型」などなど、いくつか分類がありますが
その中でもワタクシはめっぽう「路線」を好物とさせて頂いております
※あとは「古地図」「住宅地図」「団地」「大型建造物」なども大好物です

で、せっかくなので乗車した電車のレビューを書き残していこうと思います



第一回目は「LRT(Light Rail Transit) -プンゴル線とセンカン線-」です

ざっくりと説明しますと、LRT プンゴル線とセンカン線は
シンガポール北東部のニュータウンを走る小型のモノレール

補足 : 
LRTとは… Wiki参照
プンゴル線とは… Wiki参照
センカン線とは… Wiki参照

注意 : この先はマニアックな写真とレビューが続きます



まずは、LRT プンゴル線から

MRT北東線という、東京で言うと銀座線と半蔵門線を足して2で割ったようなラインと連結している

ここがその連結駅
「プンゴル(Punggol)駅」

車両は1両で三菱重工社製

早速、運転席をゲット
全線無人で運行されているので、勝手に電車でGO!ができる点も点数が高い

こちら路線図

プンゴル駅を中心にニュータウンを∞の字で運行
左側は未開業路線のため、右側を1周


このダイナミックなジャンクションも景観良好
ちなみに、左側に見えているのは件の未開業区間

まだ街を作っていないので、走らせていないそう…

そして、カーブを曲がると…

線路 IN THE 団地


団地も好きなので、
最大の乗車理由は、この景観が見たかった事

う~ん、満足…

一旦、途中の駅で下車してみる
「コーヴ(Cove)駅」

ゆりかもめの「日の出駅で降りちゃった…」みたいな絵

この辺は「Coral Edge」や「Meridian」など、海に関する名前の駅が多い

再び乗車し、対向車を激写

こう見るとNEXに似ているかも…

作り途中の街…

コンクリートむき出しの巨大建造物がガンガン作られている

こちら、未開業区間と重なるジャンクション

首都高のような景観…

で、このカーブを曲がると…

プンゴル駅が見えてきて

1周20分弱の旅は終了

プンゴル駅に到着すると、旅客は続々と下車してホームはがらんどうに

築浅のためか、駅も線路も新しく綺麗

LRT センカン線に乗車するため、MRTで一駅隣のセンカン駅へ向かう



駅構内…

誰もいない

で、こちら「センカン(Sengkang)駅」
多少、こなれた感はあるけれど、プンゴル駅とさほど変わらない絵

全く同じ車両が入ってくる

「ここはプンゴル駅だっけ??」と混乱してしまう

そして、こちらLRT センカン線の路線図

∞の字運行な点はプンゴル線と変わらないが、全線開業しているので、今回は左1周もできる
※全線は開業しているが、未開業駅が2つある

早速、右側1周を開始

目の前のジャンクション、たまらないです

この高低差、入り組んだ路線…

とってもフォトジェニック


LRT センカン線は住んでいる人も多いらしく、頻繁に対向車に遭遇


緑が多いゾーンがあったり…

はたまた、団地のコンクリートジャングルを突き抜けたりと

とても表情豊かな路線

この複雑かつダイナミックなジャンクションに興奮しすぎて撮影を失念してしまったが、左1周もきちんと乗車

このカーブを曲がると…



今回の小さな旅は終了

ちなみに、電車の中からは見たくなくても団地の生活が丸見え

旅客も団地の住民も、それぞれの性別と年代がわかるくらいは見えちゃう


よって、自動的にガラスにスモーク処理されるシステムがついている

一応、スモーク中の絵


…全然見えちゃってる







と言う事で、今回はLRT プンゴル線とセンカン線を乗車させて頂きました


約50年前に独立を果たしてから、急激な都市化を迎えたシンガポール
国民に住居を用意するために、センカンのようなニュータウンと
HDBと呼ばれる公営団地を激烈に作っていったそう

きっと色々な思いはありながらも、それなりに折り合いをつけつつ
新しい生活を受け入れていき、新しい文化を作ってきたシンガポーリアン

今回はシンガポールに住まう人々の生活の空気を「ぎゅっ」と感じた旅でした



う~ん、やっぱり鉄道って本当にいいものですね


次回は北西部にあるLRTブキ・パンジャン線に乗りに行こうっと


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