2011/07/29

浴衣で来星

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日本から友達が浴衣でシンガポールに遊びに来てくれました

当たり前ながら、シンガポールでは超~珍しい光景なのでインド人やらマレーシア人やらに、「写真撮らせてくれ」とせがまれまくって、囲われてた

いやはや…、凄い


で、ランチしましょう♪
ということで、近くのフードコートへ

Tong Fong Fatt Hainanese bonelesschicken rice
50 Golden Shoe Car Park And Market Street Food Centre Market Street, Singapore 048940

色々とメディアの取材が絶えない有名店だったらしい

友人がバッチリ「I'm Japanese」という格好だったので、しきりに「一羽20SDだよ」と、鶏丸ごとをオススメされた

が、「いや、普通の2.5SDのでいい」と、チキンライスをオーダー
普通に柔らかくて美味しかった
が、チリがちょっと辛すぎたかも…





友人はこれから3ヶ月間、船で世界を一周するらしい… う~ん、羨ましい
私は明日から日本なので、しばらく更新をお休みする予定


では、また~

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2011/07/27

SHOW THE SPIRIT

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8月9日(火)の独立記念日に向けて俄然、盛り上がり中のシンガポール
マリーナ地区では1ヶ月以上前から、毎週、セレモニーの予行練習
週末になるとマリーナベイサンズ前の湾でドンパチやっている




「そんなに盛り上がるのか~」と、バスに揺られて団地を眺めていたら

…んっ??!!!



何かいつもと違うくないか??

えぇえぇぇぇ~っ!!!!

殆どの家でシンガポールの国旗を下げてる?!!

我が家の向かいの家でも…


パート先近くの団地でも…



八百屋でさえも…


どうやら、タウンカウンシルが「シンガポーリアンたる心意気を見せろ!」と、国旗の掲出を推奨しているらしい

その中でもTanjong Pagar Town Councilはやる気満々で、どのエリアよりも掲出率が高く、俄然、盛り上がっている

シンガポールではタウンカウンシル(団地の運営団体)が日本で言う選挙区になっているので、より、生活と政治が直結している

ので、日本だったら政府や地方自治体が「国旗を下げろ」なんて言ったら色々と憚れるが、シンガポールでは違うらしい

へぇえ~、また一つ勉強になった



でも、8月はお盆のお墓参りで日本なので、独立記念日当日は見れないんですけどね

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2011/07/25

鯉(Carp)を食べる

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日本人の巣窟、Riang Courtに行く機会があり、
近くにMakansutra掲載店が無いかと探すと…


あった…

Tanyoto
177 River Valley Rd #01-25 Liang Court Shopping Centre
Tel 6836 6839
Open 11:30-15:00 / 17:30-23:00
Web http://www.tanyoto.com

Makansutraの教えによると「トマトスープで鯉を食べろ、それ以外は食べないでよろしい」と書いてある

その教えに沿って、トマトスープをチョイスしてみた
しきりに辛いスープと2種類にしたら?と言われたが、Makaの教えに忠実に従った

で、第二のお告げに沿って鯉をオーダー

鯉??
何だかちょっと違うような…



で、鯉投入~♪

我々はこの鯉の頭と野菜盛り合わせしかオーダーしていない

Makaが「牛肉やビュッフェを頼む輩が多いが、高いだけで意味が無いのでやめろ」と仰るので、少ないかなぁ~と不安になりつつも、そこは忠実に



で、Makaは「少し足りなかったら、サイドディッシュを頼め、そこそこ旨いぞ」とアドバイスしてくださるので、牛肉の炒め物をオーダー

アドバイス通り、かなり美味しい
色は濃いが、味はあっさりとしていて、油がくどくない




店員が10分経ったら食べてもいいよ、と言うので水揚げ

頭がくっきりとトマト色に煮えている


お味は…
生臭さが軽減された川魚
いつもの、シンガポールで食べる魚の味である

で、魚の出汁がきっちり出きったトマトスープで野菜をくたくたになるまで煮てみる

この出汁が煮詰まって味が濃くなり、更に魚の骨から旨味が出ていて、本当に美味しい♪
このスープと野菜だけで全然OKである
※魚の頭が無いと出汁が出ないので、それようにオーダーする必要がある




お腹がタプタプになってしまうが、この煮詰まったスープは一飲の価値あり
この味はMakansutra箸5本の価値ありと判定された

ちなみに、Makansutraの解説によると「トマトベース以外の鍋や肉は高いだけで
高い料金を支払う価値は無い」くらいなことが書いてある

確かに、これで80SDなので、我が家にとってはかなり痛い出費
Makaの教えを守らなければ、他の日本人同様に一人50SDオーバーと
なっていたことだろう


Makaは高いお店も安く楽しむ方法を教えてくれるらしい
また一つ、Makansutraを見直した


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在外選挙人登録

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日本大使館を訪れてから、はや…3ヶ月
※日本大使館で旅券の更新の記事はこちら


で、忘れた頃にやってきた

"在外選挙人証"

この証明書があれば、衆議院・参議院議員選挙に限り、最終居住地扱いで投票することができる
※多分、知事選や区議会選とかは投票できないと思われる




我が家は渋谷区民だったので、渋谷区長から発行されたことになっている

ちなみに、日本での居住地の地方自治体で転出届を提出した後に
海外での移転先の日本大使館へ在留届を提出しないと申請できない
日本に籍を残したままで、観光ビザとかで働いている人は申請できない

ま、そんなこんなで、結構な時間が掛かったのちに無事、発行されたのだが
これだけ申請に手間がかかって、時間もかかるとなると、

『本当は選挙に投票して欲しくないんじゃないか』

と考えてしまう… ま、日本成人の義務なので、ちゃんと、ね

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2011/07/23

Railway Corridor -廃線を歩く-

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先般、新しいKTMの駅 "Woodlands Check point"に行ってきたのだが、
今回は廃線を歩きに旧 "Bukit Timah Railway Station"へ行ってきた

手作りのラザニアを持って、ピクニック前の腹ごなし



Rifle Range RdとBukit Timah Rdの交差点のあたりに鉄道橋が掛かっており、そのふもとから線路に入ることができる

※この先は線路の写真のみなので、鉄道に興味が無い方は飛ばしてください



そのふもとの小道
この先に旧Bukit Timah Railway Stationがある

このプロジェクトはRailway Corridorと呼ばれ、7月末まで一部区間を一般公開中

参考Web
Rail Corridor
The Green Corridor

歩き進むと線路が見えてきた

何の柵も塀も無い…
営業中も普通にオープンだったってこと??




更に進むと旧Bukit Timah Railway Stationの駅舎が見えてきた

むぅ~、小さくて趣がある

Webには「古き良き、小さな町の駅の風情を感じられます」と書いてあったが、その通り


旧改札だろうか…

完全に手で切符をもぎっていたであろう雰囲気
 


こちらは旧制御室

今は何にも無いのだが、当時はデスクと電話機があって、アナログにやり取りをしていたのだろうか…


そして、これが今回最大の目的

駅名標

初めてKTMに乗車した時にこれを発見して、いつか撮影に来ようと思っていたもの

あぁ~、凄く嬉しい♪

で、その駅も一般公開と同時に、着々と解体工事を進めている

色々と取り壊して、色々と整理中のよう


駅舎前には線路が3本敷いてあり、タンジョンパガー駅閉鎖前は、ここが待合駅となっていたのだと思われる



何らかの切替え装置


この複雑に入り混じって、何かを切り替えてくれる感じ、たまらない

で、少し先に進むと「合流」の看板が

これまたフォトジェニックな入り組んだ線路が見れそう~

と、看板を良く見たら…


何かを間違えたらしい


でも、まっ、いっか
ということで上から貼っちゃったらしい





ジャ~~ンッ
合流っ!!!!!!!



LRTの時のように電車から見る立体感もいいけれど、自分の目線から見る合流点も、とっても良い



う、う、う、美しい…





大事な分電盤も、無防備に空けられて放置中

ここを電車が通っていた時には、何かあると整備のおじさんとかが飛んできてたんだろうなぁ~

あ、マレー人だから急がないか…

目の前に先ほど道路から見上げた鉄道橋が見えてきた

ここは見所ポイントに設定されており、多くの人が記念撮影を楽しんでいた


この先を進むとWoodlandsへ着くはず

この橋の上だけ線路が二重になっているのは、安全対策だろうか…


しかし、橋も本当に美しい
デザインされたものより、構造物が美しく見えてしまう今日この頃

橋を渡りきると"1871"の文字が

そんな前に建設されたっけ??


ただの通し番号だと思いたい



そして、何らかの看板


完全に釘が外れて傾いてしまっている

更に朽ちた看板
結束バンドでとめてあった

前述の写真は、これの代わりで設置されたものと思われる




枕木に書かれた数字
何の記号なのだろうか??

インフラの通し番号は、必ず何らかの機能が備わっているはずなので、その辺も大変興味深い


で、橋を渡った先は住宅街と至近距離に鉄道が敷かれている

そして、ここでも柵も塀も無い

舞浜バリに傾いた電信柱

この電信柱もケーブルも、これから先、電気を通すことがないと思うと、少し寂しい

奥に見ているのは、普通の道路と住宅

かなりシームレスに移動できてしまう



せっかくなので線路目線で撮影


へぇ~、ドラマティック!!!



線路はコンクリートの枕木を鉄のロープでとめてある

枕木は英語で「Sleeper」

へぇぇぇえ~っ!!!



また、なにやら看板


何の役割を持っていたのだろうか…


旧運転士とかに解説してもらいたい

これは線路の向こう側にあるバス停に行くための、ちょっとした通路

踏み切りも信号も何も無いのに、どうやって渡るのだろうか??


勘??
下手をしたら、電車にひかれて死んでしまう

で、公式ガイドが言う見所ポイント

線路と高速が交わるところ



う~ん、そこまででは
無い…



そんなこんなで、子一時間ほど散策を楽しんで帰ってきた

完全にバラストと呼ばれる砂利石が敷き詰められているので、サンダルやヒールは危険

是非とも、きちんとしたスニーカーで訪れて欲しい


現在はBukit Timah Railway StationからWoodlands方面に3km程度が公開となっている

私は体力の限界で1km弱しか歩けなかった…










日本だと「危険だ!!」とか言って、廃駅や廃線が見れるチャンスは殆どないので、
鉄道好き(特に廃駅、廃線マニア)の方は、この機会に絶対行くべき!!

自分の足で辿る線路の歴史、たまりませんよ~

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