French for S'porean

.

Affordableに目が無い我らにとって、見逃せないお店へやって来た

Saveur
5 Purvis Str.
Tel 6333 3121
Open 12:00-14:15 / 18:00-21:15
Web www.saveur.sg

噂には大行列とのことだったが、実際は受付の時点で1時間待ち…

受付後はお店を離れてもOKだが、案内時に不在だとお店から電話がかかり、ワンコールで出ないとスキップされる仕組み

で、無事に前の人が電話に出なかったので1時間で入店できた

店内には驚くほどにシンガポーリアンばかり

オーダーは名物料理のフォアグラ、メイン2つとパスタ

そして、ワインを頼むと、店員が「No More... Mmm...」とあたふたし始める

「えっ??!無いの??」と聞くと、「いや、頼む人あんまりいないから…在庫確認してくる」と消えてしまった

で、無事に在庫はあって赤のボトルを頼んだのだが…

周りは、あれっ??!みんな水飲んでる…フレンチで水??!

う～ん、さすが、シンガポール

更に、最初にパスタが来ちゃうのも、ここはシンガポール

通常、カッペリーニは極細なので冷製パスタで使われるのだが、普通に温かいので登場

だから言わんこっちゃないのだが、麺が柔らかい…
やっぱり、ここはシンガポール

とは言え、次に来たフォアグラはこれで8SD弱、カッペリーニも7SD弱とAffordable Price

それに、どちらもちゃんとぽい感じの味がする

メインは鴨のコンフィとビーフ
これで、どちらも15SD以下!!!

ビーフはステーキかと思ったら牛筋肉の煮込みで、柔らかくてちゃんとした味だった
鴨ももちろん良い焼き加減で美味しかった

で、最終的には全てが激烈にお手頃だけれども、それに見合ったスモールポーション

ホーカーで小さい一皿料理を1日4～5食するシンガポーリアンに合わせたサイズな感じ

そして、フレンチやフォアグラといった高級イメージのお店をお酒無しで2人で平均50SD以下に設定してるところも、お財布事情に厳しいシンガポーリアンを納得させるためなんだろうな～


と、全てがシンガポーリアンをターゲットとして設定されているので
一皿で大満足したい欧米人が一切居なかったのも頷けるし、
見える範囲で客単が上がるワインを飲んでいる席が無かったのも納得

でも、French Stallより少し割安にそれっぽさが楽しめるし、
何より、考えさせられる事が多かったので、折を見てまた来ようかな、と

---