大家に鍵を返す

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引越しをした後には前の家のオーナーに鍵を帰す儀式が待っている

ネット上ではトラブルが多く散見され、モメたらやだなぁ～と思ったので、自分たちにできる範囲で誠意ある返却をしようと色々やった

まずは物を全部捨てる

HDBはゴミのニーズが高く、不要なものを1階に置いておくと30分以内に人が群がってきて、ほとんどが無くなる

その状況は結構凄まじいもので、「うゎぁ～、あの人たち見定めてるよ～」何て唖然としながら、遠巻きに見ていた

※厳密には分別や粗大ごみの日はあるので、処分する時は自治体の指示に従ってください

あとは掃除

毎日使ったキッチンも新品同様に磨き上げ、床も全部に洗剤水をばら撒いてデッキブラシでごしごししてみた

以前、オーナーからもらったローカルの洗剤を使うと、どんな汚れも落ちてちょっと恐ろしかった…

で、そんなこんなで引渡しの準備をしていると、約束の時間を少し遅れてオーナーと不動産エージェントが到着した

オーナーは中華系シンガポーリアンなのだが、がっついていないし、不備に対しても誠実に対応してくれたので、その人柄には一定の信頼感があった

ビクビクしながら彼女の確認に着いてまわり、一通り済ませるとチェックブックを開いてデポジットをほぼそのまま返してくれた

…えっ??!諸経費、引かれないの???

普通は修理代とかクリーニング代が引かれると聞いていたが、全くノータッチで返金された


最後に「君たちの将来に幸あれ!!!」みたいな事を言われ
全然もめることなく気持ちよく契約を完了することができた

多分、私たちはオーナー運が良いんだろうなぁ～、ありがたや…
と、やっぱり物件だけでなく良いオーナーを選ぶことも大事ですよ、と

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